中古複合機の処分先としては主に4つ。
- メーカー引き取り
- 産業廃棄物業社で処分
- リサイクル業者で買取
- 買取専門業者で買取
購入してから10年,15年と経っているならまだしも。
3年,5年とあまり経っていないなら買取できる可能性があります。
もし、より高く買取してもらいたいのなら、”OA機器の買取専門業者”に依頼しましょう。
というのも、リサイクル業者は幅広い商品を扱っているだけに一つひとつの買取価格は低めに。
対して、買取専門業者はOA機器だけに絞っているので、比較的高めに買取ってくれます。
ただし、ただ依頼するだけでは、買取専門業者でもあまり高くは買取ってくれません。
そこで、今回は中古複合機をより高く買取ってもらうためのポイントをご紹介します。
お問い合わせから買取までの流れもまとめていますので、ぜひ合わせて確認してみてください。
▶︎目次
1.中古複合機を買取業者に任せるまでの流れ
冒頭で、中古複合機は買取専門業者に任せるのがおすすめと紹介しました。
では、中古複合機を買取専門業者に任せるまでの流れ、高価買取のポイントを見ていきましょう。
問い合わせから買取までの流れ
中古複合機を買取ってもらうまでの流れを以下にまとめました。
- お問い合わせ
- 買取査定(見積もり)
- お打ち合わせ
- 中古複合機の搬出
- 査定額のお支払い
基本的には買取専門業者にお問い合わせするだけ。
買取査定(見積もり)の内容に問題がなければそのまま搬出となります。
もちろん、査定の段階では一切の費用はかかりません。
ただ、中には搬出後に別途費用を請求してくる悪質業者も。
見積書(契約書)以外の費用は支払う必要がないので安心してください。
高価買取につながるポイント!
”この機種ならいくら”と、中古複合機は種類が多いだけに買取相場が難しいもの。
そこで、以下には買取専門業者がより高額で買取ってくれるポイントをまとめてみました。
年数の経っていないもの
まず、中古複合機は年数の経っていないものほど高価買取してもらえます。
というのも、複合機の法定耐用年数が5年ほどなため。
精密機器なだけに年数が経つほどに価値が低くなるためです。
もっとも買取してもらいやすいのは購入してから2,3年のもの。
7年以上経過しているものは転売が難しく、高価買取の難しいことがあります。
適切に整備されていたもの
次に、適切に整備されてきたものほど中古複合機は高価買取してもらえます。
先述した通り、複合機は精密機器なので整備しておかないと劣化が進みます。
特に”ローラー部分”はトナーやホコリが溜まりやすく痛みやすい部分です。
整備されていない2年ものより、整備された5年ものの方が高価買取されることも。
できる範囲は自分で、かつ年に数回でも本格的な整備を受けておくのが良いです。
相見積もりで比較する
最後に、中古複合機を高価買取してもらうには”相見積もり”を取ることもおすすめです。
相見積もりとは同じ条件で複数社から見積もりを取ることのこと。
条件が同じだけに、各業者の対応から買取価格まで比較できます。
見積もりをもらっても、「本当にこの買取価格でいいの?」と迷ってしまうと思います。
少なくとも2,3社から、できれば4,5社から見積もりを取っておくと安心して引き渡せます。
2.中古複合機の買取業者は”相見積もり”すべし!
中古複合機を高価買取してもらうには複数の業者から”相見積もり”すべしとのことでした。
では、より高価買取につながる、より効率的に相見積もりできるポイントをご紹介しましょう。
できるだけ同じ条件で
相見積もりは”できるだけ同じ条件”で取るのがおすすめです。
A社からB社までに1,2年、期間が空いていたのでは同じ条件とは言えません。
また、A社は市内、B社は市外(県外)に営業所があるというのも同様です。
できればオフィスから車で20,30分の距離に営業所のある業者に。
かつ、2,3カ月と短い期間に複数の業者から見積もりを取ると良いです。
少なくとも3,4社から
”少なくとも3,4社”から相見積もりは取るようにしましょう。
2社だけだと、どうしても買取価格だけで決めてしまいがちです。
その点、3社以上なら価格だけでなく、対応もしっかり比較できます。
1回限りではなく、2回,3回とこれからも付き合いたい業者を選べる訳です。
ちなみに、理想を言うと、最初は5社以上を比較しておくのがおすすめです。
別途費用の有無
相見積もりをしてもらった際に”別途費用の有無”も確認しておきます。
先述した通り、悪徳な業者によっては搬出後に別途費用を請求してくることが。
本来は支払う必要のない費用ですが、仕方なく支払ってしまうかもしれません。
あらかじめ別途費用のないことを営業担当者に確認を取っておくのです。
言質さえ取っておけば、万が一に請求されても強気で拒否もできます。
3.まとめ
今回は、中古複合機の処分先として”買取専門業者”についてまとめてみました。
メーカー引き取りや産業廃棄物業者とは異なり、買取専門業者であれば売却益に。
売却益があれば新しい複合機の買換え費用、他のOA設備に回せるかもしれません。
ただし、ただ買取を依頼しただけでは、まず高価買取はしてもらえないでしょう。
- 年数の経っていないもの
- 適切に整備されていたもの
上記に当てはまるもの、かつ3社以上から”相見積もり”を取ることが重要です。
ぜひ紹介したポイントを参考にし、中古複合機をより高価に買取ってもらってください。